美容医療でもニキビ治療は非常に注目されるところではありますが、自費の美容医療だけで治療するには限界があります。
最初は保険診療で可能な治療を行い、保険診療で治療ができない・手が届かないところに対して美容医療を組み込むことが重要です。
一緒に治療すると混合診療となってしまうため、まずは保険診療➡美容医療(自費)と段階を経るようにしましょう!
にきびは、毛漏斗の閉塞と男性ホルモンの作用による皮脂の分泌行進による毛包内への皮脂の貯留に始まります。
このときの臨床症状が面皰であり、先端部が開口していると開放面皰(黒ニキビ)、閉鎖していると閉鎖面皰(白ニキビ)と呼びます。
面皰内は皮脂が豊富でありニキビ菌が増えて炎症を生じて炎症性皮疹(赤ニキビ)となります。
面皰の治療にはデュフェリンゲル(レチノイド)とベピオ(過酸化ベンゾイル)を使用します。
異常な角化を抑えて角質が厚くなるのを抑えて毛穴のつまりを解消します。
赤ニキビの場合にはニキビ菌の炎症を抑えるために抗生剤の塗り薬や内服薬を追加します。
*デュフェリンゲルは妊娠中には使えないため、注意が必要です。
それぞれの薬の長所・短所もあるので医師の指導のもとで早期治療を行いましょう!
保険診療でどうしても解消できないものの1つにニキビ跡があります。
クレーター状に頬や額の部分に凹凸ができてしまった場合には、POTENZAによるマックーム注入療法が効果的です。
毛穴改善効果もあり、ニキビ予防にも有用です。
このようにニキビ治療は保険診療と自費診療の適切な組み合わせで安価で安全に治療してキレイな肌を取り戻すことができます。
当院周辺(広島市南区宇品)でニキビに困っている場合には当院に一度相談にきてください。